以前勤めていた派遣の会社で、派遣社員を面接する側の立場にいました。初めのうちはなかなかうまく面接することができず、応募者以上に緊張してしまって、何を聞けばよいのかわからないときもありました。しかしながら場数を踏むことによって、冷静に応募者の様子を観察できるようになっていくようになりました。自身もそうだったのですが、面接の場では本音を隠し、綺麗ごとを並べて無難な回答をしてしまいがちです。けれども面接する側の立場になって、そういった綺麗ごとは見抜けるものだと改めて実感し、いかに応募者の本音を引き出すかを考えながら進めていくようになりました。
私自身、極度に緊張するタイプであり、面接される場面では上がってしまって声が震えてしまったり、うまく自己アピールできなかったりします。そのため、面接する側に立ったときには、応募者の緊張をほぐすために世間話などを要所要所に入れ、溶け込みやすい雰囲気作りを意識していました。応募者に安心感を与えることで警戒心や不要な壁を取り除き、話しやすい空気にすることで、本音を引き出しやすい状況に持っていくわけです。派遣は一人の人材を派遣することによって自身たちの収入に大きく影響してくることから、派遣先の要望に可能な限り近い人物を探し当て、実績を築くことによって、さらなる受注につながるものですから、この面接の重要性は当然ながら相当大きな要素です。
面接によって採用された応募者は派遣先で就業していただくのですが、当然ながら面接だけで応募者と話す機会が終了するわけではなく、派遣社員として就業してからは、担当者として長い付き合いが始まっていきます。
その派遣社員が安定して就業することで収入も安定するため、担当者としていかにうまく付き合っていくかが注意する点となります。その長い付き合いの始まりが面接の場ですから、派遣の面接の場は出会いの第一歩になります。とにかく面接では下手な嘘は必ず見抜けますので、上手に回答できなくても、また緊張してしまっても、誠実に回答することで面接者には思いが伝わるものと思います。